詩集「秘(ひそ)やかな出航」を自費出版して、五十年が経った。何と五十年だ。時の経つのが無窮と思えた幼少期。十六、七歳の頃は全てに虚無になり、受験勉強には全く身が入らなかった。大学でも群れることはしなかった。日本語にならない立て看板しか書けな…
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