春吉省吾のブログ

物書き・春吉省吾のブログです。マスメディアに抗い、大手出版社のダブスタに辟易して一人出版社を営んでいます。おそらく、いや、世界で最もユニークな出版社だと自負しています。

「怪物生成」発送開始いたしました!!  VOL.92

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●新刊「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~帯付き表紙
●夏空光雲 ●炎暑木蔭 ●緑蔭涼風 ●灼熱白雲

〈本文〉

私の手許に印刷製本会社から、新刊「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~が届きました。作家兼ノーク出版の代表者として、既に予約注文頂いた方を最優先に、発送作業を始めています。
このブログをはじめてご覧の方に告知しておきます。我が「ノーク出版」は取材、執筆は勿論、校正・校閲、冊子デザインPR広告から、読者への配送まで全ての作業を全て独りで実施している世界で唯一の会社です。ギネスブック」に登録すれば認定されるでしょう!!
今回からAmazonKindleにも同時に販売を開始します。これらの変換作業も全て独りで行いました。この暑さの中で、目の回る忙しさと、搬入・発送の力仕事は疲れますが、ここから販売のスタートとなります。配送用の梱包資材の手配や、送り状などは準備完了で、あとは粛々と発送作業をするだけです。
前回から、一般書店には卸さないことにしていますが、今回もそのようにします。
前々回まで大手新聞社の編集部・文化部などに献本していましたが、前回の「秋の遠音」の上梓からそれを一切止めました。その理由は、「献本」(PR見本として無料で配ること)して数日もしないうちに、驚くことにAmazonに中古本としてアップされたのです。実は、大手出版社は新聞紙上に書評を取り挙げてもらうために、献本は当たり前のこととして今に至っていますが、弊社は悪しき慣習をキッパリと断ちました。どこの大手新聞社とは敢えて申し上げませんが、担当者の程度の低さ、いじましさがはっきりと判ります。
新聞文化欄の「書評」の選者、その批評もその延長にありますので、書評の中身はステレオタイプそのものです。こういう人達が日本の文化を支えているのだから日本が劣化するのは当たり前ですね。新聞社、出版社、出版流通業者、中古本を扱う業者などのルートは出来レースです。書籍販売の減少、大手新聞社の購読者激減は当然のことでしょう。

 

さて、この4月に92歳で亡くなられた、青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞された赤崎勇先生がこんなことを仰っています。
「私は自分の専門分野を追いかけるだけで精一杯。世界の神羅万象を広く学ぶなんてとてもできない」
専門分化の進んだ現代では、ごく狭い範囲のスペシャリストはいても、全体を広く俯瞰するジェネラリスト(generalist)はまずいません。ジェネラリストとは、全体を見渡し、客観的な評価ができ、臨機応変に対応できる指導者です。「怪物生成」の主人公宇良守金吾は、その極めて稀なジェネラリストです。スペシャリストの様々な意見を糾合し、意志決定するには、優れた感性と、直感力が必要で、それが本当のジェネラリストの役割です。金吾はそのような人物として、描かれています。加えて熱きハートを持った金吾は、我々にとって今一番必要な人物なのです。
しかし、世界中を見回しても、首尾一貫腹の据わったジェネラリストはいません。一番大事な国民を蔑ろにし、欲まみれ、権力をほしいままにしようと企む輩が余りに多いのです。このままでは日本の将来はもとより、世界の近未来は実に暗いものとなります。

 

作家として言論人として、特に大河小説を綴る、私のような作家にとって、ジェネラリストとスペシャリストの両方の知識が必要になります。そのためには、歴史の中から、虚と実を冷静に見る視座が求められます。
これまでコロナ禍については、欧米の論文、動画など(殆どの日本人の方々が目にしていない)を検索してきました。それらを「会員専用プログ」にアップしようと準備したのですが止めました。
それよりも、マスメディアやビックテックの妨害にもめげず情報を発信している、優れたスペシャリストを紹介した方が良いと判断したからです。例えば、コロナワクチン情報については、世界的に活躍されている分子生物学と免疫学を専門とする荒川央 (あらかわ ひろし)先生などの現役研究者の方が、一般人にわかりやすく説明されておられます。
https://note.com/hiroshi_arakawa しかしこのnoteという検閲のないブログでも「サイト荒し」に遭っているようで、善意を悪意で返すような、人間も多いようです。
今回のコロナやDNAワクチンについては、日本政府や、医師会、マスメディアの発表はあまりにも一方的で薄っぺらです。
日々恐怖心を植え付けられてしまった人達に「それは間違いだよ」といっても、感情が先に立って、聞く耳を持ちません。事は生死に関わるのですが、例えよかれと思って相手を論破しても、却って気まずくなってしまいます。それは私の専門と責任の範疇を超えています。
それにしても世界中が、国民に数字を隠蔽し、恐怖に縛り付けたいとするその背景には、大きな「力」が働いて、コロナパンデミックを意識的に作り出しています。
その日本では、銀行法改正や中小企業再編の「改悪」政策と、上述した恐怖を誘導したコロナパンデミック則ち「緊急事態宣言」によって日本は一層貧しくなっていくでしょう。これらの改悪は、欧米・中国などを含めた外国の銀行が、日本の中小企業の経営権を掌握できるようになるのです。要するに、日本の中小企業が外資に乗っ取られ放題になるということです。
「日本人が一生懸命働いても、その暮らしが一向によくならないのはなぜだ?」
それは我々日本人が「馬○だから」(馬鹿にされてしまったからだ)とはっきり申し上げておきます。
現在、グレート・リセットグローバリズムダイバーシティ(多様性)、環境問題など様々な課題が声高に語られています。しかしそれらを無防備に信ずることは、自らを破滅に導く行為です。日本人の大部分はこの愚に既に侵されています。「甘言」あるいは「虚偽」にまんまと乗せられています。政府、財務省、日銀、財界(経団連、同友会、商工会議所などのトップは、一丁上がりのサラリーマンが多く、事の本質を知っていも、決して意は唱えない)の出来レースです。
世界で起きていることを、そうなることで「誰が、一番利を得るか」「大衆をコントロールして誰が権力をほしいままにしたいのか」と考えれば判ります。我々は恐怖、情報遮断などによって、愚か者に成り果て、自然淘汰されようとしているのです。

 

ジャック・アタリという、フランスの経済学者、思想家がいます。NHK御推薦の思想家のようですが、私は薄っぺらだと思っています。
彼は「利他主義」という、仏教の普遍思想を、安っぽく踏みにじり、欺瞞に満ちた考え方に誘導しようとしています。人間を馬鹿にした思考ですが、扇情的で単純なだけに、多くの「ノータリン」はまんまと彼の論に乗ってしまうのです。「利他主義」とは「利己主義」に対して、他人の幸福や利益を図ることをまず第一とする崇高な意識であり考え方です。しかし、彼が言うと、たちまち欺瞞に満ちた唯物論に変わります。迂闊に信ずると「愚か者の自然淘汰」に呑み込まれてしまうのです。
簡単に言うとこういうことです。このパンデミックを自然災害と思い込ませ「あなたがワクチンを打つことが、他人の命を救うことだ」
「エゴ(利己主義)を捨てて、みんながワクチンを打てば、世界は救われる」という論理です。
アタリは言います。
「われわれは人生の伴侶や家族が満足することで利益を得ます。その人たちが生きていること、幸せであることは、われわれ自身の利益なのです。この利益は永遠のものです。さらには自分の知らない人の幸福も自分の利益になるのです。われわれは人類全体が幸福になることで利益を得ます」
彼は国家という共同体を破壊することで、彼が言いう「愚か者」を自然淘汰していこうとしていることが読み取れます。ワンワールド化の必要性を洗脳し、政治を拒否します。これが新しい形の「全体主義」です。ビックテックの創業者やCEOはなべて、この思考です。私がこのように解説すれば、実にわかりやすく、腑に落ちるはずです。

 

ナチスと戦ったフリードマンハイエク自由主義を標榜し、社会主義から集産(共産・無政府共産)主義へ、そして全体主義に行き着くプロセスを示し、それは「隷属への道」だと論述した巨人ですが、アタリの綺麗事を粉砕する思想です。
生涯全体主義と戦った女性思想家ハンナ・アーレント(1906~1975)はこう言っています。
全体主義は政治の消滅である。それは政治を破壊する統治形態であり、語り、行為する人間を組織的に排除し、最初にある集団を選別して彼等の人間性そのものを攻撃し、それから全ての集団に同じような手を伸ばす。このようにして、全体主義は人々を人間として余計な存在にするのである。これがその根源的な悪なのだ」
この言葉は重いのです。国家と言うのも憚られる中共、IT管理による全体主義、狭量な覇権主義は、ウイグルの人々をジェノサイド(集団殺戮)という最も卑劣な行為をし続けても何の痛みも感じない殺戮独裁集団です。これはハンナの前述の言葉そのものなのです。
もうおわかりでしょう。アタリの思考には、中共と同じように、自由を奪う全体主義が見え隠れしているのです。ワクチンパスポート発行を遮二無二法制化しようとする欧米政府。それを応援するマスメディア、ビックテックは、間違った唯物論に陥り、ワンワールドを目論んでいます。 世界的に起こっているパンデミックは、自然発生のものでなく(実際そうだと言われ始めている)「プランでミック」だとしたら、彼等は人類全体を奈落に堕とす輩なのだ。日本人よ、くれぐれも自分の頭で、考えて欲しい。「ああ、今の時代に天才宇良守金吾が欲しい」
                                                           2021.7.30  春吉省吾ⓒ  

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