春吉省吾のブログ

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痛快幕末時代小説「怪物生成」をぜひ読んで欲しい+「破天荒解」

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●10月7日・新宿熊野神社。参拝客私一人。ジョギング・ウォーキング
●10月10日・下北沢・日曜日。人出は戻った。ジョギング・ウォーキング
●10月19日・都庁で免許更新。こんなところにこんな空間がある。

江戸天保時代の後半から、幕末の激動期を春吉省吾の歴史観に基づいて執筆しているのが「初音の裏殿・第一巻~怪物生成~」です。第一巻の「怪物生成」の裏表紙に「醜悪な社会を正す 天才金吾の活躍が始まる」のコピーの通り、主人公宇良守金吾が大活躍をします。
第二巻の「破天荒解」の執筆は、400字詰めの原稿用紙にすると280頁程書き進めました。残り300頁として、およそ半分です。第二巻も、金吾の知略と実行力のもと、宇良守軍団が大活躍します。
戦後の日本の政治家や経済人がせめて金吾の十分の一程の矜持と実行力を持っていたら、現在のように国家戦略も不定見のまま、窮地に立たされることはなかったでしょう。
愚痴は止しましょう。第一巻は、未だ18歳の若き金吾が、領民とその親しい組織のために知力と実行力を駆使しましたが、第二巻でもその活動に一層磨きがかかります。しかし同時に厳しく辛い試練も経験します。
第二巻でも金吾と絡む歴史上の人物は、新しく発掘した資料も援用し、より深く調べあげたので、物語に深みが加わっています。従来発見されなかった、あるいは繋がりがなかったと思われていたエピソードの集積作業とその取捨選択に多くの時間を費やしましたが、その成果はありました。

 

幕末歴史小説は先輩諸氏の手によって様々な切り口で書かれています。私、春吉省吾は戦後から今日に至るまで先輩達が書いた幕末明治初期の歴史時代の歴史認識を尊重しながら、私なりの歴史認識に基づいて執筆しています。戦後76年、日本が辿ってきた時間的歴史的経過を踏まえ、新たな視点で見ていくと、僭越ながら従前の幕末歴史時代小説は、どうにも狭量な感じがしています。私の執筆動機の一つです。
私は還暦から物書きを始めた遅まきの作家ですが、従来の日本の作家先生方の多くは、六十の半ばを過ぎると、想像力とみずみずしさを途端に失い、中途半端な駄文が多く見受けられます。ましてや、長編、超長編などをその年から書き始めるような「無謀」な所業をする先生方はあまり見受けらません。高齢になられて、筋立ての入り組んだ小説をお書きになっても無残に「あれっ」……という作品を何作も目にします。
私の場合、これまで実業に関わっていたので、作家スタートが遅れました。コンサルタントとしてデザイン・イベンターとして、裏方で、地ベタを這って活動してきた分、その様々な体験が、この年になってようやく見えてきたようです。若くして作家デビューされた方や、新聞記者や、出版編集者から小説家に、評論家になった方とは大分違うわけです。まあ、私の場合は本気になって勉強を始めたのは30歳の中ば過ぎてからでしたからね。

 

この7月に上梓した「初音の裏殿」シリーズ第一巻には、天保15年(1844年)の琉球(沖縄)の状況が描かれています。ペリーが浦賀に来航するのは、嘉永6年(1853年)の6月3日ですから9年前です。
主人公の宇良守金吾は、天保15年3月にフランス艦隊が来琉した、琉球王府の混乱の直後に、渡琉しました。残念ながら艦隊とは直接遭遇できませんでしたが、艦隊が滞留させたフランス宣教師にも面会しました。日本本土で一番最初に、オランダ人以外の異人と海外の状況について話した人物として描きました。
皇室の血をひき、古典の造詣も深い金吾ですが、同時に、アメリカ・イギリス列強の思考方法に強くひかれ、この後も実際に確かめる機会を窺います。帝の血をひき、日本叙情豊かな心根と造詣を持つ金吾ですが、一方で列強の思考にも強烈な興味を示すそのアンバランスの不思議な均衡は、形而上的な思考に固執する尊皇攘夷とは全く異質な孤高の存在です。
第一巻をうけて、第二巻の「破天荒解」は、ペリー来航の前までを描きます。

 

さてもう一つ、この「初音の裏殿」のシリーズの骨子となる宇良守藩旗本6千石は特殊な環境に生成された藩です。幕府は事あらば廃藩に追い込みたいのですが、将軍家斉が、金吾の祖父に与えた「永世安堵状」と光格天皇の「御宸翰」の二つによって、辛うじてその立場が保持されています。
弱小藩ゆえ、様々な交渉術、そして経済力が必須なのです。交渉術とは「外交」です。
プロイセン王国の軍人・軍事学者であるクラウセヴィッツは、「戦争は外交の延長である」と喝破しました。まさに宇良守藩は、幕府幕閣・奉行、有力大名、大商人達と対話、宥和、時に相手を策に陥れるという、捨て身の「外交」を展開しています。
祖父愼吾、父省吾、主人公金吾のその巧みな外交術は連綿と承継されています。
まさに外交は、戦争の延長です。外交交渉は武器を持たない「常在戦場」であり、弱小の宇良守藩にとって、常に外交優位に立つためには、情報収集の確度の高さと広さ、強固なネットワーク作りが必要です。それを元に、金吾の天才は生かされます。「攘夷、攘夷」と騒ぐ輩達も、できるだけ敵に回さず、味方にもならず、あらゆる手を使い攻略し、防御するのです。
今置かれている日本の危うい立ち位置は、こういう最も大切な事を戦後76年置き去りにしてきたツケそのものなのです。宇良守藩の金吾の天才に及ばずとも、せめてその百分の一程をこの小説からに学んで、この危機を回避してほしいものです。現状を危機と思わない情報無知の方には、私の過去のブログを精読ください。

 

マーク・トウェインはかつて「歴史は繰り返さないが、韻をよく踏む」と述べました。歴史は不可逆的であり、同一の事象は二度と起こりませんが、経済バブルとその崩壊のように、表面上の形は違っても、パターンとしてはよく似た事象起こります。まるで韻を踏むようにしてくりかえし起こるのです。
例えば、第一次世界大戦が始まるまでの 50 年間には、汽船や機関車、電気や通信といった技術の目覚ましい発展がありました。多くの人がこの期間を「第一次グローバル化」の時代と呼んでいます。この時代1910 年のイギリスでは、最も豊かな 1%の人々が国内にある富の 70%近くを手にしていたのです。技術革新がもたらす利益の不平等性、また、貧困の格差と格差の深刻化が反動的な動きに拍車をかけていました。これは悲劇的な結末をもたらしました。近代技術が大虐殺と破壊のために徹底的に活用されたのが第一次世界大戦です。
そして今、 アメリカでは、上位1%が持つ資産が下位90%が持つ全資産よりも多いという経済的格差が目立っています。
グローバル化が進み、その悪しき現象がコロナ騒動によってさらに顕在化しています。
金融資本家と、IT情報のプラットホームを牛耳った金融成金は、国家を飛び越えて、地球規模で世界の情報をコントロールし始めています。加えて厄介なことに、反社の統治者である中共幹部達は、世界の工場として中国人民を搾取して稼いだ資金を、ウォール街流入させました。時を待ち力を付けた中共は、身勝手な中華思想を浸透させるべく、その資金と人材をアメリカのオールドメディア、政治家、大学、研究室に送り込み、それが見事に功を奏し、アメリカは今内部分裂に喘いでいます。アメリカの二極分化は更に進み、その国力は確実に衰退していくでしょう。
その中国にODA(政府開発援助)を流入し続け、挙げ句の果てに虎の子の技術を盗まれた日本は更に悲惨な状況にあります。戦後、GHQ(アメリカの先鋭的な占領下指導)に二度と日本人が牙をむかないように、自虐史観に貶められ、全くの無抵抗で日本人はあっという間に洗脳されました。先導したのは、戦後の進歩的文化人と言われた者達です。抗日を国是にしている、ロシア、中共朝鮮半島の国々を持ち上げ、便宜を図り、その結果は、無残にもマネー・トラップ、ハニー・トラップでがんじがらめにされてしまいました。その旗振りは、日本のNHKを始めテレビ新聞のオールドメディアです。何とも情けない。そのボディブローがじわじわと効いて今に至っています。急所を握られ、忖度せざるを得ないのです。彼等臑に傷あるメディアが、国民の許にまともな情報を届けることは絶対にないし、彼等にとって都合の悪い情報は完全無視という陰湿な手を使います。
このような状況を放置し認めてきた日本国家とは、政府とは、何だろうと問い返さなければなりません。国民の暮らしと安全を、全く顧みない「日本」の国体とは一体何なのかと考え、行動すべきなのです。
私なりのささやかな行動は、中国・韓国製品関連は、買わない利用しない(LINEも含めて)と無言の不買運動をしています。素材として使っている日本企業の製品も買いません。しかし、部品の全ては購買者には調べようがありませんので、限界はあります。またビックテックの情報システムを利用しないと、私の今の生活が成り立たないのです。情報ライフラインが、彼等に握られています。それも利用しないとなると……皆さんも想像してみてください。これは一人の行動ではとても是正など出来ませんし、その横暴を制御するシステムすらないのです。国際連合(United Nations)本体は勿論、専門機関や関連機関の、国際通貨基金IMF)、世界保健機関(WHO)、世界気象機関(WMO)、世界貿易機関WTO)などは、残念ながら御承知の通り、形骸化し、的外れの提言が多いのです。どうかしちゃっています。

 

遅まきながら、アメリカの「功利主義」「リベラリズム」「リバタリアニズム」「コミュニタリアニズム」などの政治的変遷をひとわたり囓ってみましたが、もはやアメリカはそれらの政治的思想からも逸脱していると思います。「フランクフルト学派」批判理論では新しい智の世界は開けそうにありません。そして改めてハイエクは凄いなと思っています。代表作は「隷属への道」ですが、難しければ、渡部昇一先生の「自由をいかに守るか・ハイエクを読み直す」というPHP文庫が最もわかりやすいです。
我が著、「怪物生成」と一緒にこの本を是非読んで頂きたい。ハイエクのここでの主張を一言で言うと、「左の社会主義(共産主義)も、右の社会主義(ファシズム)も本質的に同じ全体主義で、結局は個人尊重主義を潰し、人間の自由と尊厳も喪失させる」というものです。現在、国際金融資本やビックデックが主導して、グレートリセットと称して、脱炭素社会、SDGs(持続可能な開発目標社会を目指す)などの運動も、特定の組織と限られた者達の巨大な利権に繋がる全体主義的な臭さを感じます。強制接種圧力も、地球で暮らす人間の尊厳を守るといいながら、それはハイエクの思想で言うならば、「組織化された指令がふえれば増えるほど、各自の持っていた多様な目的は画一化の道を辿るのを避けられなくなってしまう」破滅の道です。よかれと始まっても、一部の人間がそれを利用しねじ曲げ、世界全体をファシズム化してしまうこともあるのです。私の思考が杞憂でなければいいのですが……。
「我欲まみれの人間の作った小賢しいルールが、未だかつて人間を幸福にした歴史は一度も無い」(春吉省吾の言葉)
「初音の裏殿」を執筆しながら、悔しさと、情けなさで時に目の前が霞むことがあります。
「金吾よ頑張れ」ともう一人の私に励まされながら執筆しています。「第一巻~怪物生成」を未読の方は是非ご一読をお願いいたします。面白いです!!
                            令和3年10月24日  
                                ⓒ春吉省吾
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「秋の遠音」吉村春明と屋山外記におもう VOL.94

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サルスベリ。「百日紅」とは不思議な名前だ。「百日後には必ず戻る」と言い残して、王子は旅立った。しかし戻ってみると娘は亡くなっていて、娘のお墓がある場所から、1本の木が生え、花を咲かせた。その花は、愛しき人を今か今かと待つかのように、百日間、咲き続けたといいます。
●思いがけない、光スペクトラム。虹のよう。
●10月2日、台風一過、秋晴れ。都庁を望む。

「浮世をば 今こそ渡れ 武士(もののふ)の 名を高松の 苔に残して」
とは、豊臣秀吉の水攻めの際に、備中高松城清水宗治(しみずむねはる)が詠んだ辞世である。主将一人切腹することで、家臣達の命を守った。私は今、現世からあの世に旅立っていくが、せめて我が思いを高松城の石垣の苔に残したいという敗戦の将の心境である。
また、時代は下って、1945年終戦とともに東久邇内閣の外相となり、同年9月2日アメリカ軍艦「ミズーリ」号上で日本側首席全権として降伏文書に調印した重光葵(しげみつまもる)は
「願くは 御國の末の 栄え行き 我が名さけすむ 人の多きを 」
と詠んだ。いつの日か、日本人の手によって、日本が元通り主権国家となり、そして栄えるために捨て石が必要ならば、自分がその捨て石になろう。多くの日本人よ、屈辱的な歴史的役割を果たしている私を蔑み、越えてくれと、重光は降伏文書にサインした。この後、多くの気概ある日本人で満たされることを願って彼は調印式に臨んだのだ。
しかし日本が合衆国に負けるやいなや、始めから戦争反対だったかのように振舞い、GHQに媚びた人々が多くいたし、日本を売り自らを貶める多くの似非知識人は今も増殖中だ。
重光の屈辱感は、前後76年たった今、薄れてしまった。吉田茂以来、日本はアメリカに甘え、ひたすら物質的成長を志向し、矜持を忘れた。未だに日本は「独立」さえしていないのではと忸怩たる思いに駆られる私自身である。気づいてみれはこの30年、(財務・通産・財界がその元凶だが)、日本人の実質所得は低下し、大して努力もせずに、日本人の働いた果実を吸ったアメリカの平均所得は(ここでは貧富の格差は触れない・あくまで平均)3倍、ヨーロッパ諸国は2倍、中国は5倍になった。標榜していた、日本国民の「物質的幸福のみの追求」にも失敗したのだ。
重光については、ここでは多くを述べないが、実に波乱に満ちた気骨のある外務官僚である。
1932年中国公使として上海事変の外交処理にあたったが、上海の天長節祝賀会場で朝鮮人尹奉吉に爆弾を投げられ重傷を負い、片脚を根本から切断した。以後、10キロ以上の義足を付けて活動した。 重光は戦中の様々な外交の場面に登場する。ミズーリ号の調印のあと、1946年A級戦犯容疑で拘束され、50年仮釈放になり、52年公職追放解除ののち改進党総裁に就任したが、翌年の総選挙で改進党がふるわず、吉田茂と首班を争い敗れた。

 

さて、「冬」「春」「夏」と四季四部作・長編歴史時代小説の最後の季節を飾った「秋」。
その「秋の遠音」は幕末から明治初期の激動期を通して、主人公吉村土肥助(春明)を軸にした、壮大な物語である。(吉村春明は歴史上の名の知れた人物ではないが実在した「希有」な人物です)
その主人公と幼なじみの若き国家老屋山外記(ややまげき)は、下手渡振興のために腐心する。吉村春明と組んで、井筒屋の番頭、後の古河財閥を興す古河市兵衛の尽力もあり、蚕種経営で下手渡の生活は向上した。三代藩主立花種恭(たちばなたねゆき)は三池の炭坑振興、国元の蚕種の興産が成功したことで、幕閣の中枢、老中格にまで上り詰める事が出来た。しかし慶応4年(1868年)1月9日、鳥羽・伏見の戦い旧幕府軍が敗れると、京都守護職会津藩松平容保(まつだいらかたもり)は隠居を表明し、朝廷に対する謝罪状を提出して会津に戻った。
当初奥羽諸藩は新政府が仙台藩に派遣した奥羽鎮撫総督に従っていたが、奥羽諸藩は会津藩庄内藩の「朝敵」赦免嘆願を行い、その目的を達成するための同志的結合が形成されていた。しかし、この赦免嘆願が拒絶された後は、列藩同盟は新政府軍に対抗する諸藩の軍事同盟へと変貌した。
西国では既に、薩長を核として政府軍が東征に及ぶなか、三池5千石、下手渡5千石と370里隔てた下手渡藩は、兄弟藩の柳川藩藩主立花鑑寛(たちばなあきとも)の支援もあって、種恭は新政府に恭順するため分領地三池に戻るが、残された奥羽下手渡本藩はそうはいかない。仙台藩を中心に周囲の米沢、二本松などの大藩が新政府に対抗したか、下手渡藩は周囲の状況から旗幟鮮明にする事は出来なかった。そんなことをすればちっぽけな陣屋など忽ち、焼き討ちされてしまう。
かくして、家老屋山外記の独断で、戊辰戦争中の慶応4年/明治元年(1868年)閏4月23日に白石に赴き、奥羽越列藩同盟に加盟した。
仙台藩は、下手渡藩の動向をいぶかり、藩兵に警戒させていた。藩主種恭とも全く連絡がつかない。種恭に随従していた春明は、下手渡の状況を探り出すべく、下手渡への派遣を願い出るが許可は下りない。家老の外記は古河市兵衛の力も借り、下手渡の住民を仙台藩の警備の隙を窺い、領民達を三春に疎開させた。決死の行動であった。
仙台藩は、柳川藩で編成された東征軍の中に30人ほどの下手渡藩兵が合流していることを知り、下手渡陣屋は焼き討ちされ、村々は強奪された。しかし疎開が間一髪間に合ったので、領民達の死傷者は最少に収まった。
以降、廃藩置県が断行され、下手渡藩はかつての分領地三池県に糾合され消滅した。家老であった屋山外記は、奥州越列藩同盟に独断で調印した責任を負い、外記は武士の一分を守り通し、明治政府には一切関わりを持たなかった。
外記の気持ちを十分に知った春明は、代わって積極的に行動する。しかし三池県の統廃合により福島県官吏となるも大幅降格となり退任。上京して小野組の嘱託となるが倒産、その倒産処理に力を尽くしたあと、初代院長となった種恭に懇願され、学習院創立に関わった。
明治13年(1880年)春明は、妻の葉月の病気療養のため下手渡に戻った。翌年の6月に妻をなくしたあとも、春明は福島町に暮らし、外記達と下手渡復興に尽力する。その後、還暦を迎えた春明だが種恭の実弟加納久宜(かのうひさよし)に懇願され、最後の就職先として、明治19年(1886年)岩手県尋常師範学校の教師兼書記として赴任し、4年間奉職した。明治23年に現役を引退しようやく飯坂に隠居した。その秋、屋山外記の訃報が知らされた。
足が不自由になっていた春明は、葬儀には参列できず、納骨後、外記の墓前で自作の漢詩を詠じ、こう呟いた。
「外記殿の戊申戦争は、二十二年経ってようやく終わったのだな」
外記は、下手渡藩の「負の戊申戦争」を独り抱えて隠遁に近い暮らしを選び、一切の弁明もせずに逝ったのだ。

 

清水宗治の無念、重光葵の無念、そして屋山外記の無念。いずれも勝者にあらず、敗者の身の処し方、覚悟である。人はそれぞれの人生の中に多くの無念を抱えながら逝く。
「秋の遠音」の屋山外記の一生もまた、我々の胸に響く。
屋山外記の御子孫の一人、屋山弘氏は、現在も漫画家・エッセイイストとして福島市で御活躍中である。また評論家の屋山太郞氏も御子孫の一人だ。お二人には「秋の遠音」の上中下をお送りした。
お二人には、先祖に関わる小説の完成を喜んでいただき、作中の屋山一族、屋山外記の活躍にも丁寧な感想を頂いた。こころより御礼を申し上げる。
御手許に「秋の遠音」をお持ちの方は、春明と外記の、幼い頃からのやり取りを、もう一度追いかけて欲しい。人間様々な「覚悟」があるということを心に留めて欲しい。未読の方は是非ご購入いただき、一読されたい。                                           
                          令和3年10月3日
                             ⓒ春吉省吾


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「秋の遠音」吉村春明と屋山外記におもう VOL.94

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サルスベリ。「百日紅」とは不思議な名前だ。「百日後には必ず戻る」と言い残して、王子は旅立った。しかし戻ってみると娘は亡くなっていて、娘のお墓がある場所から、1本の木が生え、花を咲かせた。その花は、愛しき人を今か今かと待つかのように、百日間、咲き続けたといいます。
●思いがけない、光スペクトラム。虹のよう。
●10月2日、台風一過、秋晴れ。都庁を望む。

「浮世をば 今こそ渡れ 武士(もののふ)の 名を高松の 苔に残して」
とは、豊臣秀吉の水攻めの際に、備中高松城清水宗治(しみずむねはる)が詠んだ辞世である。主将一人切腹することで、家臣達の命を守った。私は今、現世からあの世に旅立っていくが、せめて我が思いを高松城の石垣の苔に残したいという敗戦の将の心境である。
また、時代は下って、1945年終戦とともに東久邇内閣の外相となり、同年9月2日アメリカ軍艦「ミズーリ」号上で日本側首席全権として降伏文書に調印した重光葵(しげみつまもる)は
「願くは 御國の末の 栄え行き 我が名さけすむ 人の多きを 」
と詠んだ。いつの日か、日本人の手によって、日本が元通り主権国家となり、そして栄えるために捨て石が必要ならば、自分がその捨て石になろう。多くの日本人よ、屈辱的な歴史的役割を果たしている私を蔑み、越えてくれと、重光は降伏文書にサインした。この後、多くの気概ある日本人で満たされることを願って彼は調印式に臨んだのだ。
しかし日本が合衆国に負けるやいなや、始めから戦争反対だったかのように振舞い、GHQに媚びた人々が多くいたし、日本を売り自らを貶める多くの似非知識人は今も増殖中だ。
重光の屈辱感は、前後76年たった今、薄れてしまった。吉田茂以来、日本はアメリカに甘え、ひたすら物質的成長を志向し、矜持を忘れた。未だに日本は「独立」さえしていないのではと忸怩たる思いに駆られる私自身である。気づいてみれはこの30年、(財務・通産・財界がその元凶だが)、日本人の実質所得は低下し、大して努力もせずに、日本人の働いた果実を吸ったアメリカの平均所得は(ここでは貧富の格差は触れない・あくまで平均)3倍、ヨーロッパ諸国は2倍、中国は5倍になった。標榜していた、日本国民の「物質的幸福のみの追求」にも失敗したのだ。
重光については、ここでは多くを述べないが、実に波乱に満ちた気骨のある外務官僚である。
1932年中国公使として上海事変の外交処理にあたったが、上海の天長節祝賀会場で朝鮮人尹奉吉に爆弾を投げられ重傷を負い、片脚を根本から切断した。以後、10キロ以上の義足を付けて活動した。 重光は戦中の様々な外交の場面に登場する。ミズーリ号の調印のあと、1946年A級戦犯容疑で拘束され、50年仮釈放になり、52年公職追放解除ののち改進党総裁に就任したが、翌年の総選挙で改進党がふるわず、吉田茂と首班を争い敗れた。

 

さて、「冬」「春」「夏」と四季四部作・長編歴史時代小説の最後の季節を飾った「秋」。
その「秋の遠音」は幕末から明治初期の激動期を通して、主人公吉村土肥助(春明)を軸にした、壮大な物語である。(吉村春明は歴史上の名の知れた人物ではないが実在した「希有」な人物です)
その主人公と幼なじみの若き国家老屋山外記(ややまげき)は、下手渡振興のために腐心する。吉村春明と組んで、井筒屋の番頭、後の古河財閥を興す古河市兵衛の尽力もあり、蚕種経営で下手渡の生活は向上した。三代藩主立花種恭(たちばなたねゆき)は三池の炭坑振興、国元の蚕種の興産が成功したことで、幕閣の中枢、老中格にまで上り詰める事が出来た。しかし慶応4年(1868年)1月9日、鳥羽・伏見の戦い旧幕府軍が敗れると、京都守護職会津藩松平容保(まつだいらかたもり)は隠居を表明し、朝廷に対する謝罪状を提出して会津に戻った。
当初奥羽諸藩は新政府が仙台藩に派遣した奥羽鎮撫総督に従っていたが、奥羽諸藩は会津藩庄内藩の「朝敵」赦免嘆願を行い、その目的を達成するための同志的結合が形成されていた。しかし、この赦免嘆願が拒絶された後は、列藩同盟は新政府軍に対抗する諸藩の軍事同盟へと変貌した。
西国では既に、薩長を核として政府軍が東征に及ぶなか、三池5千石、下手渡5千石と370里隔てた下手渡藩は、兄弟藩の柳川藩藩主立花鑑寛(たちばなあきとも)の支援もあって、種恭は新政府に恭順するため分領地三池に戻るが、残された奥羽下手渡本藩はそうはいかない。仙台藩を中心に周囲の米沢、二本松などの大藩が新政府に対抗したか、下手渡藩は周囲の状況から旗幟鮮明にする事は出来なかった。そんなことをすればちっぽけな陣屋など忽ち、焼き討ちされてしまう。
かくして、家老屋山外記の独断で、戊辰戦争中の慶応4年/明治元年(1868年)閏4月23日に白石に赴き、奥羽越列藩同盟に加盟した。
仙台藩は、下手渡藩の動向をいぶかり、藩兵に警戒させていた。藩主種恭とも全く連絡がつかない。種恭に随従していた春明は、下手渡の状況を探り出すべく、下手渡への派遣を願い出るが許可は下りない。家老の外記は古河市兵衛の力も借り、下手渡の住民を仙台藩の警備の隙を窺い、領民達を三春に疎開させた。決死の行動であった。
仙台藩は、柳川藩で編成された東征軍の中に30人ほどの下手渡藩兵が合流していることを知り、下手渡陣屋は焼き討ちされ、村々は強奪された。しかし疎開が間一髪間に合ったので、領民達の死傷者は最少に収まった。
以降、廃藩置県が断行され、下手渡藩はかつての分領地三池県に糾合され消滅した。家老であった屋山外記は、奥州越列藩同盟に独断で調印した責任を負い、外記は武士の一分を守り通し、明治政府には一切関わりを持たなかった。
外記の気持ちを十分に知った春明は、代わって積極的に行動する。しかし三池県の統廃合により福島県官吏となるも大幅降格となり退任。上京して小野組の嘱託となるが倒産、その倒産処理に力を尽くしたあと、初代院長となった種恭に懇願され、学習院創立に関わった。
明治13年(1880年)春明は、妻の葉月の病気療養のため下手渡に戻った。翌年の6月に妻をなくしたあとも、春明は福島町に暮らし、外記達と下手渡復興に尽力する。その後、還暦を迎えた春明だが種恭の実弟加納久宜(かのうひさよし)に懇願され、最後の就職先として、明治19年(1886年)岩手県尋常師範学校の教師兼書記として赴任し、4年間奉職した。明治23年に現役を引退しようやく飯坂に隠居した。その秋、屋山外記の訃報が知らされた。
足が不自由になっていた春明は、葬儀には参列できず、納骨後、外記の墓前で自作の漢詩を詠じ、こう呟いた。
「外記殿の戊申戦争は、二十二年経ってようやく終わったのだな」
外記は、下手渡藩の「負の戊申戦争」を独り抱えて隠遁に近い暮らしを選び、一切の弁明もせずに逝ったのだ。

 

清水宗治の無念、重光葵の無念、そして屋山外記の無念。いずれも勝者にあらず、敗者の身の処し方、覚悟である。人はそれぞれの人生の中に多くの無念を抱えながら逝く。
「秋の遠音」の屋山外記の一生もまた、我々の胸に響く。
屋山外記の御子孫の一人、屋山弘氏は、現在も漫画家・エッセイイストとして福島市で御活躍中である。また評論家の屋山太郞氏も御子孫の一人だ。お二人には「秋の遠音」の上中下をお送りした。
お二人には、先祖に関わる小説の完成を喜んでいただき、作中の屋山一族、屋山外記の活躍にも丁寧な感想を頂いた。こころより御礼を申し上げる。
御手許に「秋の遠音」をお持ちの方は、春明と外記の、幼い頃からのやり取りを、もう一度追いかけて欲しい。人間様々な「覚悟」があるということを心に留めて欲しい。未読の方は是非ご購入いただき、一読されたい。                                           
                          令和3年10月3日
                             ⓒ春吉省吾


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日本人なら「秋の遠音」「怪物生成」を読んで欲しい VOL.93

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●今から丁度4年前2017年9月10日、下手渡自治会長・渡辺好宏様のお招きにより、地区交流館で「秋の遠音」ただ今執筆中~奧州下手渡藩の不思議~という講演会を開催させて頂きました。未だ執筆途中の講演で、緊張したことを鮮明に覚えています。(上の写真手前右が渡辺会長様。下は月舘町下手渡「花工房」講演前の打ち合わせ場所。自然の中で宿泊もキャンプも出来ます)

(1)漂流する世界と日本
何やら世界中の指導者、金融資産家、IT成金達が、狂ったように「暴走」している。そうかとおもうと惚けた爺さんが、会談中に居眠りしたり、記者団にアフガン撤退の質問に返答できずそのまま無言でフリーズ。どこかの国では、意志決定できずに右往左往し、遂には退場に追い込まれた首脳もいる。また自分の都合の良いときだけ安っぽいキャッチコピーを持ち出してテレビに出張ってくる首長もいる。  
ジェノサイド、人権無視をする覇権組織「中共」は問題外のまたその外だ。
その中共武漢研究所から流失した新型コロナ騒動(以下「コロナという」)を契機として、世界中の人間が恐怖に陥り常軌を逸した。さらにWHOやNIH (アメリ国立衛生研究所)、 CDCなどの迷走によって、各国政府のコロナ対策は大混乱をきたした。現在、その対応の錯誤を隠蔽するために、各国政府は、強権を発動して国民を統制しようとしている。この動きは更に強まる。ワクチン利権と契約でがんじがらめになってしまった各国政府に収拾の策はなく、突き進むしかないからだ。これほど危ないことはない。
コロナ騒動に限らず、グローバリズムの大きな欠陥を隠蔽しようと「グレートリセット」なる欧米主導の覇権主義遂行のために、あらゆるルールを自分たちに都合の良いように変えようとする意図が垣間見える。残念ながらそこには、「日本」も「日本人」も含まれていない。寧ろ、日本弱体化を図っている。
我々日本人は、置かれている立場をもっと冷静に、深刻に考えるべきなのだ。そうでなければ「愚民」と言われても仕方あるまい。
民主党政権の無策・ポピュリズム・悪夢の3年間、そして今、自民、公明、立憲、維新など多くの日本の議員達が、親中、親韓議員になってしまった。更にマスメディアがそれに輪をかけ偏向報道ときた。日本を日本人の歴史を自ら貶めている現状に、未来の日本を担う次世代の子供達に顔向けが出来ない。正しいことを正しく、堂々と胸を張り、しかもしたたかに世界と向き合わなければ日本の未来の「本」を潰してどうする。
「君子は本を務む、本立ちて道生ず」(學而第一)〈君子は、根本的な本質的なものを大切にする。それに目をむけて人生を歩んでいれば自ずと進むべき道、正しい道がわかってくる〉というが、それだけでは足りない。百年先を踏まえた「日本・日本人」活性化の実践ロジックを作り上げなければならない。
残念ながら世界は邪悪に満ちている。へつらわず、驕らず、実践理念を構築するには、戦後の教育を根本から変えなければならない。それは命を賭けて現実に向き合う棘の道だが、群れずに自分の頭で考えられる日本人をこの先どれだけ生み出せるかに懸かっている。勿論、その教育者の育成が急務である。
 
(2)愚民に堕ちた日本人
人間は継続的に「恐怖」を与え続けられると、考えることが出来なくなってしまう生き物だ。
既に、我々の日常はコロナによって、大きく変えられてしまったが、このコロナ禍はこの先も続く。 決して「ゼロコロナ」などと科学的エビデンスを欠いた結果にはならないのは「愚民」である我々でも知っている。
しかし2年近くも「今日の感染者は何人」「増えている、増えている」と断片を切り取って、テレビ新聞などのマスメディアによって煽られ続けたその結果、恐怖が頭にこびりついて離れなくなってしまった。感染者(正しくは陽性者)が減ろうものなら、恐怖を煽るフレーズを何か見つけて付け加える。NHKをはじめとしたその偏向報道を多くの「愚民」は未だに信じている。
さらに「恐怖」を煽るだけでなく、冷静に比較する為の「情報」は閉ざされたままで今に至る。勢い気持ちがささくれ立ち、心が荒んでくる。
こうして一方的な「プロバガンダ」に侵され続けると、その恐怖から少しでも楽になろうと、後先考えずに早まった行動を起こしてしまう。もっと余裕を持って考える時間を持とう。

(3)「秋の遠音」「怪物生成」を読んで欲しい
そんな時には、一昨年の令和元年6月上梓した春吉省吾の「秋の遠音」上・中・下巻を読まれることをお勧めする。読めば、生きる指針の一助になると筆者は堅く信じている。
YouTubeの「春吉省吾チャンネル」でもあらすじを動画にしてアップしてあるので確認して欲しい。 その中のコピーをいくつかご紹介する。
●令和の混沌の今、必然から生まれた日本の大河小説「秋の遠音」。読み進むと知らずに心の襞が和らぐ。生と死と、絶望を乗り越えたその先に、真の命の感動がある。
● いつの世も人倫を太く支えるのは、歴史に名をとどめない者たちである。「秋の遠音」は、家族を愛し、友を信じ悠悠と生きた、彼らの命の物語である。
●一人の男の、遠く遙かな道程を描く。我欲の世に、清々しく生ききった吉村春明。彼こそが男の中の男であろう。
●「秋の遠音」の主人公吉村春明を通して、幕末・明治初期の、息遣いが活写されている。
春吉省吾のライフワーク、長編時代小説「四季四部作」締めくくりの「秋の遠音」。生きる重みと感動を、命の尊厳をしっかりと読者の心に焼き付け、深く大きな余韻と静寂をもって物語は完結する。

 

また、今年令和3年8月に上梓されたばかりの「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~」も、  錯綜した令和の今、我々が求める「歴史時代小説」だ。YouTubeにあらすじをアップした。その中のコピーから。
 鎖国日本で いち早く世界を知った天才金吾。彼の活躍は あなたの幕末・維新の概念を根底から変えるに違いない。
本巻「怪物生成」、第三章「金吾の境遇」からは金吾の数奇な生い立ちが語られ、本巻では18歳までの目の覚めるような活躍が描かれる。舞台は浅草吉原、芝薩摩屋敷、京禁裏、大坂、長崎、そして琉球へ。破天荒を装う緻密な天才策略家の金吾だが、そのハートは燃えるように熱い。
   主人公、宇良守金吾の天才的知略と行動、極めてクールに相手を籠絡させるその見事さにスカッと心のつかえを取って欲しい。
主人公宇良守金吾が幕末の時空間で縦横に暴れ回る金吾の活躍にご期待あれ。一巻毎に完結する幕末を舞台にした壮大な物語だ。
併せて、主人公金吾を通して、本来日本人が持っていた気高き人間性と、失われつつある基本教養をこの小説から学んで欲しい。
 
(4)データはいくらでも変えられる
さて、私が「檄文」Innate immunity(自然免疫)を枯らしてしまったのか、日本人!!(「怪物生成」をネットでお買い上げ頂いた方に添付した論説)で主張したように、今、まさに我々が生を受けているこの時代は、1930年代後半から、ヨーロッパを中心に全体主義の暴力と権力政治が荒れ狂ったあの時代よりももっとひどいことになっている。平和ボケから、そろそろ目が覚めてもいいのだが……。
未だに日本には「テレビで言っているんだから正しいんだ」とか「新聞に書いてあることとあなたの言っていることが違うから、おかしい」などど、理屈にもならない暴言を吐く「愚民」が多いのにがっかりする。その暴言が、時として世論を形成してしまうこともある。
以下は、皆がコロナ情報として目にしているデータを提示し、統計やデータなどは、如何様にも切り取り、組み替えることが出来る事を知って欲しい。
●下の左右の資料は8月12日の東京都のコロナ資料である。左はそれを元にしたNHKのブログ「新たな感染者数」で4,989人、右はその元になった東京都の「報告日別による陽性者数」4,989人。下の東京都の資料は同日8月12日の「発症日別による陽性者数の推移」139人。(表に出でこない)
東京都が、各検査機関、保険所などから上がってきた数値をそのまま単純に足し算して発表した数値が左右の2図だ。東京都は陽性者としているが、NHKは感染者としている。どうしても感染者にしたいらしい。おわかりだろう。「報告日別による陽性者数」は、都合により数値は変更できるのだ。下の図は、東京都の「発症日による陽性者数」。本来は一番正しい傾向がわかる資料で、陽性者(感染者)の動向が把握できる。「感染者大爆発」というNHKや民放、政府、東京都、各府県知事、医師会、専門家会議などの面々は、このような未整理の恣意的な数値を平気で使っている。不安を煽って国民の正しい認識を歪めている。そんなことに汲汲としているから、本来の感染対策、本当の感染者対策が出来ないのは当たり前なのだ。

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●現行法では、コロナ患者は「2類分類以上」になっていて「保健所」の縛りがある。その保健所に、発症日の整理がなされないバラバラな資料が上がってくる。陽性者の正確な推移が見えない資料だ。それが「報告日別による陽性者数」だ。恣意性も加えられかねない。「5類」にすれば保健所管轄が外れこのようなことはなくなる。加えて、mRNAワクチン一択でなく、早期治療に有効とされる薬を一日も早く認めるべきだ。だが安価な初期治療薬を認可させると、mRNAワクチンを大量契約・購入してしまった手前、政治と利権が邪魔をする。既得権益者によって、国民の命が二の次になっている。

(5)感染ピークはもっと先
私見だが、まもなく2年になろうとするコロナ禍のピークは、もっと先だと思っている。mRNAワクチン接種で、一時的に感染は治まったように見えるが、半年後の、早くて12月後半からから来年の冬場にかけて感染者は増える。その対策はもはや緊急事態宣言でも、mRNAワクチンのブースターショットでもない。「自己免疫」を付けて、万一罹患しても軽症で恢復するようにするしかない。それまで、抗体依存性感染増強 (ADE)の危惧のない、「治療薬」が広汎に出回ればいいのだが……。
ここまで様々な論文を読んだが、mRNAワクチンが、次々に変異するワクチンに有効とはどうしても思えない。そこから先は、いずれ「本物の専門家」が解決してくれるだろうが、何とかmRNAワクチンではない、より有効なコロナ治療薬が出来るまで、頑張るしかない。
「なんでそんなことが言えるのか」と問われれば、これまで多くの関連データ・論文を公平に見て得た確信に似た意志である。臨床医より私の方がより多く読んでいるかも知れない。
還暦になって、従来のコンサルタント業から本格的な物書きを始めた。遅い作家転身なので、まだまだ書きたいこと、次世代に伝えたいことが山ほどある。諸先輩達の書き残した歴史時代小説と同じ視点、史観に立って書いても意味がない。自分で調べて納得して、考えて、自分なりの史観を確立して初めて物語の人物達が活き活きと動く。
私の一連のコロナ禍の捉え方も同じだ。「それは常識だ」「当たり前だ」と言われても、常識は偏見の積み上げかも知れないのだ。すべては自分の頭で考え疑うことから始まる。
「コロナウィルスは武漢ウィルス研究所で人工的に作られた」という説は1年程前には、すべてのメディアは陰謀論扱いした。しかし今はそのメディアですら、そう言いきっている。反論しているのは当事者の中共や、ファウチやWHOぐらいだ。また数年前には「ワクチンパスポートなど荒唐無稽な陰謀論だ」と言われていたが、あれよあれよという間に、2021年6月現在には現実のものとなっている。まだ治験試薬の筈の「ワクチン」がだ。「陰謀論」という言葉は、ネガティブキャンペーンには最適で便利な言葉だ。同時に論議も思考も停止させてしまう実に卑怯な言葉だ。
いずれ、コロナ騒動も闇が暴かれるか、そのまま闇に葬られるか。それは誰にもわからないし、その結果も全く見えない。幕末史でも、「ありそうも無いことが、実はこうだったんだ」ということが、もっともっと隠されている。そして「コロナ禍」「mRNAワクチン接種」は、今起こっていることで、貴方の命が懸かっている。ならば、どうして自分の頭で考えるために情報収集をしないのだろう。

(6)本末転倒・根本錯誤

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ワクチン接種世界一のイスラエル。国民の90%以上が2月に2回接種済み。ところが半年過ぎた8月を過ぎると感染者数、(重症)入院者数、死者数がうなぎ登りになった。国民はすべてファイザー社のワクチンを接種している。この傾向が日本で当てはまらないことを祈るばかりだ。
科学誌「サイエンス」は「イスラエルでの世界最大の研究所で、ワクチン接種者はデルタ株から保護されない」ことが明確になったと報じた。そしてコロナ自然感染者との比較で、「接種者の感染率は13倍、症候性発症は27倍、入院率は8倍」という数値の論文が出た。
しかし、この状況下で、イスラエルのベネット首相は8月29日、「3回目接種は有効だ。重症化の増加はゆるやかになっている。すべての市民が3回目を接種しなければいけない」と述べた。
ベネット首相は感染者が急増する中、8月30日、これまで30歳以上としてきた3回目のワクチン接種の対象を拡大し、12歳以上の人たちも含めると発表した。
ちなみに、8月19日のNHKの報道では、「医療保険制度を担う団体の一つ『マッカビ』は18日、ファイザーのワクチンについて、60歳以上を対象にした3回目の接種の初期段階の調査結果を発表しました。それによりますと、3回目の接種を終えた14万9144人と、2回目の接種を終えた67万5630人を比べたところ、接種後に感染が確認されたのは、3回目のグループでは37人だったのに対し、2回目のグループでは1064人だったということです。この結果、60歳以上では、3回目の接種が発症を予防する効果は、86%と推定されるとしています」
このNHKのよりどころとする論文(私はこの論文を実際に確かめていません)は、私が引用した、毎日更新されるOur World in Dataや、先のイスラエルの論文結果と、真逆な論旨である。貴方は、何を信ずるか。
ワクチン接種者は、本来ワクチンを打って感染防止、感染しても軽症で済み、将来にわたって副作用のない安全な生活を得るためのはずだが、真逆になっている。
未承認の将来にわたるADEの不安のあるmRNAワクチン接種を拙速に推進するその目的は何なのだろう。接種者の健康を却って脅かし、未接種者との二極分化を意図的に拡げているとしか思えない。しかし全体主義的管理社会を構築すべく、権力を更に強化・統制したい為政者にとっては、ワクチンは最高の「金看板」(あるいは水戸黄門の「葵の印籠」)なのだ。

(7)そろそろ気付こう
それと同じようなことが、やはり世界スタンダードで行われている。
およそ79億人の人間が暮らす「地球」、その地球環境を護ろうというものだ。曰く「かけがえのないこの地球を守るため、この地球環境保護活動へ真剣に取り組まなければならない」というのが地球を守るという一般的なスローガンだ。
立派なお題目で誰も正面起きって反論できない。しかし、個々に見ていくとおかしいことだらけだ。
パリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して、2℃より充分低く抑え、1.5℃に抑える努力を追求することを目的としています。その達成のために、IPCC気候変動に関する政府間パネル)が示す科学的根拠に基づいて、21世紀末のなるべく早期に世界全体の温室効果ガス排出量を実質的にゼロにすること、つまり「脱炭素化」を長期目標として定めている」
地球は温暖化に向かっている。その主たる原因は人間の過大な二酸化炭素の排出による。だから今後は「脱炭素」に世界中が取り組まなければならないというのだが、IPCCが示す科学的根拠は未だに不明確だが、あれよあれよという間に見切り発車してしまった。
これは従前のmRNAワクチンが、未だ「治験試薬」でいわば実験中のまま、我々に投薬していることとやり口が近似している。
これを接種すると95%効果があるとし、世界中怒濤のような接種が始まった。しかし治験完了予定日は、ファイザーで2023年1月31日。モデルナが2022年10月27日なのだ、それまではあくまでも「試薬」なのだ。世界中の人間から金を受け取って「人体実験」をしているようなものだ。
付け加えると、「95%有効性」とファイザーは言っているが、「ワクチンを打つと95%コロナに罹らない」とは一言も言っていない。実は、ワクチンを打った人と、打たない人との効果は、1%未満の効果の違いしかない。しかしそのようなデータ解析は無視され、そう思い込ませる報道をされると、恐怖と長く緊急事態の行動規制から逃れようと、正しいことが見えなくなってしまう。
マスコミは、実に巧妙に「愚民」を欺く。既存のマスコミ情報だけでは、事の本質はみえない。
環境問題も同じだ。「環境ビジネス」は新しい切り口の美味しいアイテムで、欧米を中心に失われた覇権を奪い返し、ビジネスの世界標準ルールを作って、そこから莫大な利益を得ようとしている。日本は基本ルール作りから外された。本質は「日本外しなのだ」と気がついたのが遅かった。慌ててルールに乗り遅れまいと必死にしがみつく。そうしないと、日本政府も企業も立ちいかなくなるからだ。しかし、それが甘かった。準備なしで、「馬鹿正直」に対応しすぎた。欧米のしたたかさに我々日本民族は幕末以降、現在に至るまで、嫌というほど辛酸をなめてきたのに、歴史を学ばないのにも程がある。
彼等は平気で「ルールをかえてしまう」のだ。
雨後の竹の子のように輩出した自然保護団体や、国連主導のSDGs活動の多くは利権がセットになっている。事の本質を見誤らないようにしてもらいたい。それこそ馬鹿の上塗りだ。
また世界のマスコミにとっても愚民を操り誘導するのに、「環境問題」という素材は美味しいのだ。何を言っても許される「免罪符」を得たようなものだ。反対する科学者や、何かおかしいと感じても、「国連」「パリ協定」「ダボス会議」などの数々のお墨付きがあるものだから、反論は「異端」とみなされ、勝負にならない。これを称して「人権という仮面を付けた全体主義」という。無防備で従順な日本政府は、達成不可能数値を突きつけられると、自ら志願して国家目標にしてしまう。欧米のずる賢い為政者達は決してそんな馬鹿な事はしない。20年前から緻密に仕掛けられた罠にまんまと引っかかった愚かさ、そろそろ気づけよ。
「環境ビジネス」をしようとすれば、これら大きな裏側のシステムを知ったうえで、欧米利権屋のしたたかさに負けないだけの情報収集とガードを堅めて動かないとすべてやられる。かつて日本の重要機密技術が、中国や韓国に簡単に流れてしまった二の舞になる。そして、敵は日本人の中にも大勢いるのだ。私に相談頂ければいくらでも知恵を貸すのだが……。ジャパンハンドラーとか言われている輩より、物事をもっと深く観察し、相手の上を行く中長期の戦略戦術を構築しないと、将来の勝ち目はない。

(8)人類、地球、そして太陽から銀河へ
落ち込んでも仕方がない。それを承知で、日本の未来を明るくするために頑張って生きねばならない。
近年は、40度、50度を超える記録的な高温が至る所で観測されたと思ったら、ゲリラ豪雨、かつてない颱風やハリケーン、長雨の被害が世界各国で起こる一方、南半球オーストリアでは大干ばつ。アメリコロラドでは夏至に60センチの大雪、南極ではマイナス86度、ヨーロッパでは真冬のような春と、とても人間の排出する二酸化炭素や、海水温度上昇などだけで説明できないカオスがおこっている。
石炭や石油系を燃料が排出する二酸化炭素が、主たる原因とはどうしても思えない。(中共アメリカが排出量を半分にすれば、忽ち解決するが)地球はそんなに柔ではない。まして、自然エネルギー活用などと称して「太陽光パネル」に代表されるような不安定で、不効率の電源供給を将来の電力資源の柱にするなど本気で思っているとしたら余程の馬鹿だ。パネル製造にかかる電力コスト、その設置や廃棄にとんでもない自然破壊がおこる。パネル設置が原因の土砂崩れで、不幸な事件が熱海でおこったのはつい最近のことだ。発想が根本から間違っている。
更に、もっと大事なことがある。地球環境を形成する、太陽そのものがどうなっているのかと調べると、太陽の活動が、2020年に入って表面温度が観測史上最低、太陽風の力も観測史上最低で、太陽の磁力エネルギー自体が弱くなっている事が判明した。つまりこの先、太陽はどんどん冷たくなり、どんどん暗くなっているということだ。

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「それならどうして、地球温暖化でなければ、なぜ異常気象が頻繁に起こるのだ」
という当然の反論がおこる。普通なら「やっぱり地球は温暖化しているに違いない」と思考が逆戻りしてまうが、発想を限りなく広げて考えるとチヨット違うぞと思う。
「春吉、狂ったか」と思うだろうが至ってクールだ。歴史を見直し、再構築するにはこの発想が必要だ。
さてその激しく変動する地球環境の説明はハンガリージャマル博士が、2年前の論文でこんな「仮説」を立てている。http://www.karstenhaustein.com/climate
「物理的な現実では、宇宙は絶え間なく変化しており、私たちの惑星が位置する太陽系を含め、何も一定ではありません。銀河内の太陽の真の運動は円運動ではなく、原子内の電子の運動とまったく同じです。そして、すべての兆候は、太陽系が銀河の最も高い位置、銀河中心に可能な限り最も近い位置に近づいていることを示唆しているようです」
つまり、今まで以上に銀河中心のエネルギーが太陽系にかかってきており、その太陽のパワーそのものが弱まっていることで、地球を含めた太陽系の星すべてが、更なる上位のエネルギーの影響を受けている。我々地球の生命を支える太陽でさえも、天の川銀河の中に数多ある恒星の中の一つに過ぎないということを我々は知るべきなのだ。そして太陽そのものの働きが弱くなれば銀河系のエネルギーが、太陽系の惑星である地球の「地質活動」にもろに影響を与えるのは当然と思わなければならない。天文学など全く分からない私でも、この論文は実に腑に落ちる。目から鱗だ。
地球が今後、更に予知できない、大きな地震や噴火、異常気象に見舞われるのは覚悟しなければならない。
乱暴に言い切ると脱炭素化などと、小賢しい達成不可能目標を立てて、地球環境を改善しようと思うこと自体が、歪曲された人間の浅知恵、我欲のすり替えと言うこになる。様々な事象を、旧弊な思考に留まらず、宇宙の現象の大変化を前提に考え直していくことが、日本人が「愚民」から脱する道である。そのためには一にも二にも、思考力を想像力を実践まで高める、日本の教育の見直しが必須だ。(それについては、今回はここまでの記述に留める)

(9)サバイバルのために
今まで知らなかったが、犬は「地球の磁気」を感知していて、うんちのときに北を向くという。何故北を向くかはわかっていない。また犬は磁場を感じて戻ってくる「帰巣能力」もすぐれているという。
これは磁場をもとに帰巣する生物によく見られる行動で、犬の他にも、渡り鳥やミツバチ、ウシ、シカ、クジラ、ウミガメなど、磁場センサーを持つ生物がたくさんいる。
地球は大きな磁石で「磁極」という場所から磁力が放出されており、それが地球全体をとりまいている。
磁力が生じる原因は、地球内部の外核(地殻の3000キロ下)に渦巻く液体金属である。
また、磁場は地球上の生命を守るために重要な仕事をしているという。
これによって生まれる地球の磁場は定期的に変動している。その最大の役割は、太陽風が地球表面に侵入するのを防ぐ「バリア」だ。磁場がなければ、ヒトも動植物も生きていけない。火星や金星に水や大気がないのは、磁場が消失したからだと言われている。
その磁場が地球上で上述の理由(太陽エネルギーが相対的に弱体化したことで、銀河系エネルギーというより上位の影響)で不安定になっている。
磁気で生きているいや、存在そのものが磁気的である人間もこれらの影響をもろに受ける。
磁場が狂うと、同時に狂ったような人間が出てきても不思議ではない。世界でおこっているワクチン・キャンペーン、地球環境保護キャンペーン、ワンワールド化(管理全体主義)の必要性を企み「愚民」を洗脳し、国家という共同体を破壊する悪魔のような悪巧みをする人間、神をも冒涜する人間が現れてもおかしくない。恐ろしい事に、彼等の頭は磁場がずれてしまい、狂っているとは思っていない。
我々はそういう魑魅魍魎が跳梁跋扈する世界で生きている。「愚民」を脱するには、裏の裏の裏まで考えられる、思考力と想像力、そして正しい歴史観を鍛えるしかないが、今のところ解説依頼のお呼びがかからないので、その思想は既出の文章の中からくみ取って欲しい。

「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~と哲理的随筆Double Standard(日本壊滅)」の仕上がりをお楽しみに。
最後にルドルフ・シュタイナーの「自由の哲学」〈森章吾訳〉から
「自由な精神は、掟を感じ取るに留まらず、自分の内からの衝動(直感)に沿って行為することで、規範を乗り越えるのである」。
                              令和3年9月7日  
                                   ⓒ春吉省吾  

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「怪物生成」発刊・金吾よ日本の闇を暴け!

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「怪物生成」のあとがきにかえてより
  
  読んでわくわくする「幕末・維新」の歴史小説を読みたい
  それも旧来視点の箍(たが)を取り払った小説を読みたい。
  歴史の勝者によって意図的に歪曲・削除された小説も、敗者をいたずらに美化する小説もまた鼻につく。
  時代背景が精緻で、登場人物の息遣いを確かに感じられる小説を読みたい。
  かつて名作と言われた歴史時代小説はあるものの、昭和・平成と時代を経て、隠されていた歴史の様々な事実が明らかになると、より深い時代背景が必要となり、高度成長期に書かれた幕末・維新の小説では、もはや満足できない。
  だが色々探してもそんな歴史小説は見当たらない。
  無ければ「書こう」と思った。動機は単純だ。
  しかしそうは思っても、読むのと書くのとは大違い。作品を批評するのと物語を執筆するのも当たり前だが大違いだ。
  58歳の時に「永別了香港」という、香港返還前から天安門事件までの実業の世界を描いた長編私(的)小説を上梓(この小説は、2020年秋に全五巻としてアマゾンKindleから発刊)した。それから現在まで12年間、歴史時代小説を書くためにあらゆる資料を捜しながら、四季四部作・歴史時代小説シリーズを完成させた。この12年間は私の人生の中で一番「勉強」した期間だ。その範囲はあらゆるジャンルに亘った。遅まきながら勉強のし直しをした。
  その間、次のライフワークとして「幕末・維新」の裏で活躍する架空の天才「宇良守金吾」という主人公を創造し、舞台作りから長い間温めていたが、この度ようやく第一作「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~を上梓する事が出来た。
  シリーズ第一作の上梓は古希からのスタートになった。シリーズを完成するまでは決して惚(ぼ)けるわけにはいかない。
  頭の中には最後のシーンが既にあるのだが、それを文字にするのはまだ先のことだ。
  「晩成亦佳哉(ばんせいまたよきかな)」と自作した座右銘を胸に刻み、焦らず初心を貫くことにする。
    
  「実践・快老生活」という渡部昇一先生の86歳の随筆にこうある。
  「私は近年、夏目漱石の小説を楽しめなくなった。ここでいう『本を楽しむ』とは、子供の頃、(私の場合でいえば)三国志や少年講談を夢中になって時が経つのも忘れて読み耽ったような面白さで読めるかどうか、興奮して身震いするほどに没入できるかどうかである。(中略)だが、そもそも漱石に限らず、私小説的な読み物は、人生経験の豊富な年寄りには楽しめないかも知れないのである。(後略)」
  齢70歳にして、無謀とも思える長編シリーズを執筆計画しているのも、まさに渡部先生仰る、楽しく物語に没入でき、今まで思いもよらなかった世界を物語にして発信したいという思いからだ。
  私小説的な世界を必要とする読者も確かにいる。だから否定はしない。一方で、閉塞感に押しつぶされそうな逆境や悲惨な状況の中で、何とか未来を切り開くために「楽しめる本」を探している読者も多い。
    
  戦後我々は、闇雲に働き高度成長を成し遂げたが、バブルが弾(はじ)け、その努力はむなしく消滅した。更にグローバル化に翻弄され、気がつけば、我々の直近20年間の経済成長率(名目GDPの成長率)は世界最低を這(は)っている。
  更に、武漢ウイルスによって我々の日常はズタズタにされてしまった。為政者の愚策は明白だが、それを許した我々国民に責任がないとは言えない。これらの危機に、我々一人一人が覚醒しなければこの先の日本復活はありえない。
  本巻の「怪物生成」の主人公、宇良守金吾は天才的知略で、極めてクールに相手を籠絡させるという痛快さだが、戦後76年間、敗戦利得者達によって歪められた現在の日本の社会構造を「幕末」という時空間に仮託した。
  いままで隠蔽されてきた幕末の裏側も、不当に扱われてきた人物にも光を当てる
  
  陰謀論として排斥されていた事象が、実は本当だったという事がこの一年半の間に起こった。
  アメリカ大統領の不正選挙や、コロナワクチンが中国で人工的に作られたものであるということが証明されつつある。
  その間マスメディアは、彼等にとって都合の悪い情報を全て隠蔽し黙殺した。国民には事実が全く伝わらない
  そのカラクリはそのまま幕末明治維新にも数多く見いだされるが、これまでしっかりした検証もされず、「正しい歴史」としてまかり通っている。日本の闇である。
 
 そんな「虚構の幕末歴史空間」の中で、架空の天才ヒーロー宇良守金吾は、颯爽とその闇を切り開いていく。我々の鬱憤を晴らすべく縦横に暴れ回る金吾、痛快この上ない。
 同時にこの小説から、主人公金吾の知略を通して、本来日本人が持っていた気高き人間性と、失われつつある基本的教養を楽しく学んで欲しい
  例えば、シリーズ第三巻ではじめて明らかになる「初音の裏殿」のタイトルの意味を少しだけ種明かしをしておこう。
  様々な職業に身を変えた全国に拡がる「宇良守軍団」の配下の木賃宿が「御宿・初音」である。その離れの地下に、秘密の宇良守の江戸司令塔がある。
  「初音」というネーミングは「源氏物語十三条、明石の君が明石の姫君に送った和歌
  「年月を松にひかれて経(ふ)る人に けふ(今日)鴬の初音聞かせよ」
  に因(ちな)む。江戸で鶯が初めに鳴くといわれた「初音町」は、現在の鶯谷辺りである。
    
  「怪物生成」では、次の展開のための様々な仕掛けをちりばめた。
  まず読者諸兄には「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~をお読みいただき、遠大な幕末歴史時代小説の次回以降に思いを馳せ、作者と一緒に知的バトルに遊んで欲しい
  この先、「初音の裏殿シリーズ」が春吉省吾にとって畢生の大作となるべく、焦らずに執筆を積み上げていきたいと思っている。
  読者の皆様のご声援を支えとして巻を重ねていきたい。
                          令和三辛丑歳七月朔日   
                                春吉省吾ⓒ  

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「怪物生成」発送開始いたしました!!  VOL.92

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●新刊「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~帯付き表紙
●夏空光雲 ●炎暑木蔭 ●緑蔭涼風 ●灼熱白雲

〈本文〉

私の手許に印刷製本会社から、新刊「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~が届きました。作家兼ノーク出版の代表者として、既に予約注文頂いた方を最優先に、発送作業を始めています。
このブログをはじめてご覧の方に告知しておきます。我が「ノーク出版」は取材、執筆は勿論、校正・校閲、冊子デザインPR広告から、読者への配送まで全ての作業を全て独りで実施している世界で唯一の会社です。ギネスブック」に登録すれば認定されるでしょう!!
今回からAmazonKindleにも同時に販売を開始します。これらの変換作業も全て独りで行いました。この暑さの中で、目の回る忙しさと、搬入・発送の力仕事は疲れますが、ここから販売のスタートとなります。配送用の梱包資材の手配や、送り状などは準備完了で、あとは粛々と発送作業をするだけです。
前回から、一般書店には卸さないことにしていますが、今回もそのようにします。
前々回まで大手新聞社の編集部・文化部などに献本していましたが、前回の「秋の遠音」の上梓からそれを一切止めました。その理由は、「献本」(PR見本として無料で配ること)して数日もしないうちに、驚くことにAmazonに中古本としてアップされたのです。実は、大手出版社は新聞紙上に書評を取り挙げてもらうために、献本は当たり前のこととして今に至っていますが、弊社は悪しき慣習をキッパリと断ちました。どこの大手新聞社とは敢えて申し上げませんが、担当者の程度の低さ、いじましさがはっきりと判ります。
新聞文化欄の「書評」の選者、その批評もその延長にありますので、書評の中身はステレオタイプそのものです。こういう人達が日本の文化を支えているのだから日本が劣化するのは当たり前ですね。新聞社、出版社、出版流通業者、中古本を扱う業者などのルートは出来レースです。書籍販売の減少、大手新聞社の購読者激減は当然のことでしょう。

 

さて、この4月に92歳で亡くなられた、青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞された赤崎勇先生がこんなことを仰っています。
「私は自分の専門分野を追いかけるだけで精一杯。世界の神羅万象を広く学ぶなんてとてもできない」
専門分化の進んだ現代では、ごく狭い範囲のスペシャリストはいても、全体を広く俯瞰するジェネラリスト(generalist)はまずいません。ジェネラリストとは、全体を見渡し、客観的な評価ができ、臨機応変に対応できる指導者です。「怪物生成」の主人公宇良守金吾は、その極めて稀なジェネラリストです。スペシャリストの様々な意見を糾合し、意志決定するには、優れた感性と、直感力が必要で、それが本当のジェネラリストの役割です。金吾はそのような人物として、描かれています。加えて熱きハートを持った金吾は、我々にとって今一番必要な人物なのです。
しかし、世界中を見回しても、首尾一貫腹の据わったジェネラリストはいません。一番大事な国民を蔑ろにし、欲まみれ、権力をほしいままにしようと企む輩が余りに多いのです。このままでは日本の将来はもとより、世界の近未来は実に暗いものとなります。

 

作家として言論人として、特に大河小説を綴る、私のような作家にとって、ジェネラリストとスペシャリストの両方の知識が必要になります。そのためには、歴史の中から、虚と実を冷静に見る視座が求められます。
これまでコロナ禍については、欧米の論文、動画など(殆どの日本人の方々が目にしていない)を検索してきました。それらを「会員専用プログ」にアップしようと準備したのですが止めました。
それよりも、マスメディアやビックテックの妨害にもめげず情報を発信している、優れたスペシャリストを紹介した方が良いと判断したからです。例えば、コロナワクチン情報については、世界的に活躍されている分子生物学と免疫学を専門とする荒川央 (あらかわ ひろし)先生などの現役研究者の方が、一般人にわかりやすく説明されておられます。
https://note.com/hiroshi_arakawa しかしこのnoteという検閲のないブログでも「サイト荒し」に遭っているようで、善意を悪意で返すような、人間も多いようです。
今回のコロナやDNAワクチンについては、日本政府や、医師会、マスメディアの発表はあまりにも一方的で薄っぺらです。
日々恐怖心を植え付けられてしまった人達に「それは間違いだよ」といっても、感情が先に立って、聞く耳を持ちません。事は生死に関わるのですが、例えよかれと思って相手を論破しても、却って気まずくなってしまいます。それは私の専門と責任の範疇を超えています。
それにしても世界中が、国民に数字を隠蔽し、恐怖に縛り付けたいとするその背景には、大きな「力」が働いて、コロナパンデミックを意識的に作り出しています。
その日本では、銀行法改正や中小企業再編の「改悪」政策と、上述した恐怖を誘導したコロナパンデミック則ち「緊急事態宣言」によって日本は一層貧しくなっていくでしょう。これらの改悪は、欧米・中国などを含めた外国の銀行が、日本の中小企業の経営権を掌握できるようになるのです。要するに、日本の中小企業が外資に乗っ取られ放題になるということです。
「日本人が一生懸命働いても、その暮らしが一向によくならないのはなぜだ?」
それは我々日本人が「馬○だから」(馬鹿にされてしまったからだ)とはっきり申し上げておきます。
現在、グレート・リセットグローバリズムダイバーシティ(多様性)、環境問題など様々な課題が声高に語られています。しかしそれらを無防備に信ずることは、自らを破滅に導く行為です。日本人の大部分はこの愚に既に侵されています。「甘言」あるいは「虚偽」にまんまと乗せられています。政府、財務省、日銀、財界(経団連、同友会、商工会議所などのトップは、一丁上がりのサラリーマンが多く、事の本質を知っていも、決して意は唱えない)の出来レースです。
世界で起きていることを、そうなることで「誰が、一番利を得るか」「大衆をコントロールして誰が権力をほしいままにしたいのか」と考えれば判ります。我々は恐怖、情報遮断などによって、愚か者に成り果て、自然淘汰されようとしているのです。

 

ジャック・アタリという、フランスの経済学者、思想家がいます。NHK御推薦の思想家のようですが、私は薄っぺらだと思っています。
彼は「利他主義」という、仏教の普遍思想を、安っぽく踏みにじり、欺瞞に満ちた考え方に誘導しようとしています。人間を馬鹿にした思考ですが、扇情的で単純なだけに、多くの「ノータリン」はまんまと彼の論に乗ってしまうのです。「利他主義」とは「利己主義」に対して、他人の幸福や利益を図ることをまず第一とする崇高な意識であり考え方です。しかし、彼が言うと、たちまち欺瞞に満ちた唯物論に変わります。迂闊に信ずると「愚か者の自然淘汰」に呑み込まれてしまうのです。
簡単に言うとこういうことです。このパンデミックを自然災害と思い込ませ「あなたがワクチンを打つことが、他人の命を救うことだ」
「エゴ(利己主義)を捨てて、みんながワクチンを打てば、世界は救われる」という論理です。
アタリは言います。
「われわれは人生の伴侶や家族が満足することで利益を得ます。その人たちが生きていること、幸せであることは、われわれ自身の利益なのです。この利益は永遠のものです。さらには自分の知らない人の幸福も自分の利益になるのです。われわれは人類全体が幸福になることで利益を得ます」
彼は国家という共同体を破壊することで、彼が言いう「愚か者」を自然淘汰していこうとしていることが読み取れます。ワンワールド化の必要性を洗脳し、政治を拒否します。これが新しい形の「全体主義」です。ビックテックの創業者やCEOはなべて、この思考です。私がこのように解説すれば、実にわかりやすく、腑に落ちるはずです。

 

ナチスと戦ったフリードマンハイエク自由主義を標榜し、社会主義から集産(共産・無政府共産)主義へ、そして全体主義に行き着くプロセスを示し、それは「隷属への道」だと論述した巨人ですが、アタリの綺麗事を粉砕する思想です。
生涯全体主義と戦った女性思想家ハンナ・アーレント(1906~1975)はこう言っています。
全体主義は政治の消滅である。それは政治を破壊する統治形態であり、語り、行為する人間を組織的に排除し、最初にある集団を選別して彼等の人間性そのものを攻撃し、それから全ての集団に同じような手を伸ばす。このようにして、全体主義は人々を人間として余計な存在にするのである。これがその根源的な悪なのだ」
この言葉は重いのです。国家と言うのも憚られる中共、IT管理による全体主義、狭量な覇権主義は、ウイグルの人々をジェノサイド(集団殺戮)という最も卑劣な行為をし続けても何の痛みも感じない殺戮独裁集団です。これはハンナの前述の言葉そのものなのです。
もうおわかりでしょう。アタリの思考には、中共と同じように、自由を奪う全体主義が見え隠れしているのです。ワクチンパスポート発行を遮二無二法制化しようとする欧米政府。それを応援するマスメディア、ビックテックは、間違った唯物論に陥り、ワンワールドを目論んでいます。 世界的に起こっているパンデミックは、自然発生のものでなく(実際そうだと言われ始めている)「プランでミック」だとしたら、彼等は人類全体を奈落に堕とす輩なのだ。日本人よ、くれぐれも自分の頭で、考えて欲しい。「ああ、今の時代に天才宇良守金吾が欲しい」
                                                           2021.7.30  春吉省吾ⓒ  

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軽薄な世相も ものかわ、宇良守金吾見参!! VOL.91

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●「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~、満を持していよいよ8月はじめに販売開始。
●半径10キロしか動かなかった男が、1年8ヶ月ぶりに遠出。全日本剣道連盟主催の居合道中央研修会で上越市に。上越新幹線上越妙高駅」2021.7.2
●7月2日の夕刻、上越妙高駅前、人がいない。上杉謙信公の騎馬像がお出迎え。駅周辺にコンビニはローソン一軒のみ。だが空気は美味い。冬は2m~5mの豪雪地帯、スキー人口も激減して、なかなか大変だろうな。
●2019年12月にオープンしたばかりの「謙信公武道館」駅からそこそこ遠い。タクシーの運転手は「駅も、この施設も、角栄さんの力が……」とお茶を濁す。40年以上経っても、その威光恐るべし。
●密にならないようにと、大会関係者の方々のご苦労に感謝。2日間の研修を終え、修了式後の写真。大体育館の会場を出入りするだけでそれぞれ20分以上かかった。終始、マスクをしての研修会。実習も息が苦しくなる。2021.7.4
●半年ぶりの検査、異常なし。この風景、何十回と見たことか。同じ風景だが、時々の心象風景は、それぞれに違う。2021.7.13
●いつもジョギング・ウォーキングに立ち寄る公園。今日は、人影がない。初めての経験。2021.7.15

本文

主人公、宇良守金吾の活躍をお読みいただき、モヤモヤした頭をスカッとして欲しいですね。  
とにかく「頭のネジが吹っ飛んでしまった」ような、お○鹿な人間が、あっという間に増殖し日本中を覆ってしまいました。「コロナ脳」か「ワクチン脳」か、恐怖です。
本来まともな考えを持っているはずの人達が、デマと煽り報道によって精神が蝕まれ、日本全体が鬱になって、思考が止まってしまいました。悲惨です。日頃から、そのような耐性にきちっと抗する意識形成をしてこなかったから、当たり前といえば当たり前なのですが……。(私の「心身経営学」講座をきちっと学んでおくべきだったね)
コロナ騒動も、ワクチン騒動も、オリンピック騒動も、その本質をじっくりと考えようともしない。実に軽薄。その上、政界、財界、学界、官僚、更にマスコミの影響力のある連中が、中共のマネ-・トラップ、ハニー・トラップに引っかかって、身動きが取れません。中共の術中に填まってしまった「愚か者達」は、恥ずべき醜聞に怯え、実に歯切れが悪いのです。下品な言葉で言うと「キ○タマ」を押さえられてしまったので、言いなりです。親中、親韓の連中は、本質をごまかして、陰湿な動きしか出来なくなってしまいました。迷惑な限りです。
もう少し、日本の指導者、マスコミの方々は利口だと思っていたのですが……。日本の多くの組織は腐敗してしまいました。それを許している日本国民は何と悲しい性(さが)なのか。

 

戦後76年前GHQに飼い慣らされ、中途半端な平等、平和主義を唱えている生半可な頭のまま今に至っている、多くの高齢者の「老害」が日本を更に劣化させています。
戦後、懺悔、お詫びをし、多額な賠償を支払った日本ですが、それを元手に復活した中共、韓国は、更なる「反日」活動を過激に行っているのは周知の事実です。また「敵は内にあり」といいますが、完全に軟弱・日和見思考に刷り込まれた身勝手な売国奴達に日本が蹂躙されようとしています。そんなに日本を腐(くさ)すなら、どうかお好きな国に移住して頂きたい。
先祖の英霊や将来の日本を担う子孫に対し、何の顔(かんばせ)あらんや。
全体を見ずに些末な事柄に一喜一憂して、多くの人生が蹂躙されていることを知るべきなのですが、今のようにヒートアップしている現状では、何を言っても無駄のようです。
本当は、こんな世相だからこそ、冷静になり、浮き足立たずに対処して欲しいのです。
「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~をお読みください。貴方の代わりに、主人公宇良守金吾が、正義と仲間を守る為に全知全能をもって、自ら難局を切り開いていきます。
どうか心ある方は、この小説を「精神安定」の一助としてお読みいただきたいと思います。2700円(弊社ネットショップ特別価格)で、日本人としての勇気と矜持と、知恵と不屈の闘志を再確認出来るのですから、安い買い物だと、筆者として胸を張って言えます。

 

現在、初音の裏殿の第二巻「破天荒解」を執筆していますが、執筆に当たっては、鎖国の扉が列強によってこじ開けられようとしているその前後の時代と、「今」を比較して考察しています。
つくづく思うのは、歴史の常識とされている「事実」と、その実際は大分違うということです。
日本を停滞させている元凶は、戦後から、高度成長期に学習し刷り込まれてきた「脳」が、新しいものを拒否しているからです。その間新たな歴史の事実が発見され、意識的に隠蔽されてきた事実が暴かれたりと、驚くことが山ほどあるのですが、多くの日本人は、バージョンアップせずに、アップデータに留めたまま、感性・直感力を劣化させ「脳味噌の硬直」に陥りました。
日本の高度成長期に書かれた小説の筋立ては、はっきり言わせて貰うと「単眼の視点」で書かれています。日本人の経済成長と期を一にして、日本人を鼓舞するには役立ちましたが、時代はそんな単純な時代ではなくなってしまいました。幕末・維新の小説を書くに当たっても、「世界の中の日本」という立場を、常に頭に置き、登場人物を動かさないと、その人物が見えなくなってしまいます。
令和の今、人物評価が改めて問われる時代になりました。「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~は、そいう新しい時代認識、時代背景を踏まえて執筆しています。

 

コロナ後に、何が起きるのかと、巷間いろいろと言われていますが、随分と厳しいものになると思います。現在Double Standard(日本壊滅)」の執筆を始めましたが、筆が止まる事がたびたびあります。社会は、私の想像を大きく越えて、監視と規制が強化され、情報全体主義が進んでいます。
このままでは歯止めが止まりません。近未来が「意図的に作られたレール」へ加速度的に収斂してしまいます。それは世界中の事象が、より過激なDouble Standardになって、言葉の意味(則ち問題の本質)が、根底から書き換えられてしまうということです。これを画策している者達は間違いなく世界に存在するのです。例えば「安心・安全」「人種差別」「男女差別」「環境問題」「人口問題」等々、その裏側をじっくり見ていくと、そこには人間の醜さと打算が、はっきりとみてとれます。
大変失礼だが、SDGsのバッチを付けている方々は、その本質をどれ程理解されているのかと、バッジを付けたその顔を凝視してしまいます。まあ、立派な方もいらっしゃるでしょうが……。 私には滑稽としか思えません。
現代の英智の一人と言われるフランス人(名前は敢えて伏せておきます)が、仏教根本教義の「自利利他」思想の表層を援用し、彼等西洋思考の狭義な解釈をしています。彼が本当はお○鹿なのか意図的かは判りませんが、無防備に鵜呑みにすると、間違ったところに導かれますよ。
本来、日本の仏教界の面々は、お布施や戒名料、はたまた俗世の政治権力闘争に齷齪(あくせく)するのではなく、こういう思想に対して、反論しなければならないのですが、そんな勉強家は余りいないか……。私の尊敬する現役の仏教家が一人おいてですが、その凄さは拡がりません。

 

また、「フランスでは」「ドイツでは」「スエーデンでは」という、軽薄丸出しの「出羽守」(でわのかみ)の文化人も姦(かしま)しい。またそれらのいい加減な解説をありがたがるテレビ視聴者も困ったものです。在留邦人のブログや動画を見るに、メディアに顔を出す似非文化人の発言は、都合のいい切り取り情報と判るのですが、テレビ情報しか知らない視聴者は、なるほどそうかと思ってしまいます。いくら飯の種とはいえ彼等解説者、コメンテーターの良心は何処にあるのでしょう。厚顔無恥(こうがんむち)とはこういう人間をいうのです。
厚化粧をした狸のような日本最大都市の首長さんは、テレビの「ワイドショー」を見て、その空気で物事を決めるといいます。自己保身とその場凌ぎの行政、都民ファーストとは、どの口が言うのでしょうか。早くおやめ頂きたいと切に願います。
若者のテレビ離れは大変よろしい。でもスマホで、ゲームや、SNS、ゴシップ記事を漁っているだけであれば大して変わりはないかも知れません。しかし、今の日本の若者達に期待を寄せるしか、日本再生の希望はありません。次世代を担う、少年少女達に、事の本質とは何かと自得できる「教育」を!!!
                                                        2021年 7月19日  春吉省吾


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