春吉省吾のブログ

物書き・春吉省吾のブログです。マスメディアに抗い、大手出版社のダブスタに辟易して一人出版社を営んでいます。おそらく、いや、世界で最もユニークな出版社だと自負しています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

「夏の熾火」一般流通市場へ

些細なトラブルがあって一般流通市場へ出回るのが遅くなりました。 11月6日の金曜から、倉庫にある新刊「夏の熾火」のチェックの後、段ボール梱包、運搬作業をしていました。 「本は重い!!」 そして腰の痛さを我慢して、翌日の土曜日の朝は、江戸川スポーツ…

「夏の熾火」の新聞記事とお寄せ頂いた励ましのお便り

11月1日から、正式に「夏の熾火」が発売される予定ですが、流通の滞りで未だ上手く市場に出回らないかもしれません。その際は、弊社ノーク販売の「ネットショップ」からお求めください。http://nork-hanbai.net/ 弱小出版社ゆえなかなか思うに任せませんが、…

「夏の熾火」の裏話3 2015.10.29

11月から「夏の熾火」一般販売です。アマゾン、セブンネット、ヤフー、楽天、紀伊國屋ウェブストア、丸善&ジュンク堂ネットストア、全国の書店からもご購入頂けます。 (弊社扱いの流通業者手配のもたつきなどで遅れはあるかもしれません) その際は、弊社のネ…

「夏の熾火」の裏話その2 2015.10.4

主人公の一人、吉見台右衛門。紀州竹林派の弓術家で、三十三間堂の通し矢でも、「惣一」を為し遂げ、葛西薗右衛門や和佐大八郎の天才達弓術家達を育てた指導者としても知られていますが、実際物語にしようとすると「逸話」が殆どない人物です。 京都大徳寺で…

9月も半ばを過ぎて、あっという間に終わってしまいそうです。 とにかく忙しい9月でした。「夏の熾火」の搬入から、6日には弓道の「東京都生涯スポーツ大会」(参加44チーム)の渋谷ちーむとして参加。残念ながら決勝戦で敗れましたが、準優勝。選手としてもま…

「夏の熾火」の裏話・1

お陰様で長編歴史小説「四季四部作」のシリーズ第三作、「夏の熾火」を10月1日から、ネットショップで先行販売を実施することになりました。 書店や、アマゾン、セブンネットなどは11月1日からの販売です。 数回にわたり「夏の熾火」にまつわる裏話をいたしま…

「夏の熾火」期間限定先行予約販売開始します

少し「憂鬱」Bit gloomy(blue)、かなり「お疲れ」really tired 「夏の熾火」が出来上がって、ずっと「肉体労働」が続いている。 取材から、資料調べ、執筆迄は、普通の作家の領域であるが、私の場合はそうは行かない。何しろ、それに加えて、組版、表紙デザ…

九月になりました。(9月3日のこと)

夏の入道雲ともお別れです。 入道雲は、未来の躍動と希望を強烈に印象づけるようで、細田守のアニメーション映画には必ず登場する。 酷暑の夏を経験し、入道雲のスケールの大きな自然を経験した、青少年達は、必ず何かを掴んでいると云うその象徴として描か…

「夏の熾火」仕上がりを待つのみ

8月18日は、無理をせずに、朝のウォーキング1時間。 ようやく股関節の痛みも和らぎました。 昨日全ての修正原稿を印刷屋さんに送りましたが、届いたのを確認して電話で打合せ。 「夏の熾火」はこれ以降直しをしないことに決め、作業を進めることに。 「夏の…

「夏の熾火(おきび)」印刷屋さんへ

ご無沙汰しております。 ここ10日間、「夏の熾火(なつのおきび)」のデザイン・レイアウト、本文の校正など、作家活動とは全く違った事を必死でやっておりました。誤字脱字のチェックが如何に難しいかということを身に染みて知っている私としては、頭をクリア…

あと数日で「夏の熾火(おきび)」脱稿

あと数日で「夏の熾火(おきび)」脱稿します。長かった。 「冬の櫻」「春のみなも」よりも先に、執筆し始めましたが途中で中断したこともあって、足かけ15年かかりました。 何時もの事ですが脱稿の最後の最後で、産みの苦しみを味わうはずです。そのためには…

ふくしまDC

「デスティネーションキャンペーン」とは、JRグループ旅客6社と指定された自治体、地元の観光事業者等が協働で実施する大型観光キャンペーンのことと記載があった。略してディスキャン(DC)と云うらしい。 ふくしまDCは、平成27年4月1日(水)〜6月30…

取材と癒やし

拙著「春のみなも」の主人公「初」は、東征軍が二本松城を陥落させ、次に福島に進攻しようとするその朝に城下を去ります。 その後の「福島」について、しっかり書かねばとここ二、三年資料を集めています。 「明治・大正・昭和初期」に養蚕業で栄えた、信達福…

「夏の熾火」と大徳寺、そして西陣

5月連休明けの木曜日、1日有効に京の町を散策しようと早めにホテルを出ました。 9時前「今宮神社」の境内には、参拝客は独りもいません。貸し切りです。 この「今宮神社」は徳川五代将軍綱吉公の生母桂昌院とゆかりのある神社です。西陣の八百屋に生まれ「…

「夏の熾火」の最後の取材

机の前でパソコンと向き合っていると、頭が凝ってくるらしい。連休の最終日から三日間ぶらり京都の町をバスと地下鉄と歩きで、出来るだけ人の少ないところを回った。但し「夏の熾火」で、最後の確認をしたかった「大徳寺」は外せない。 今回口に入れるものは…

佐藤祥一からの提言

5月の最初のブログは、物書き「春吉省吾」ではなく、心身経営学の「佐藤祥一」からの報告です。 ●福島市の水道水が「モンドセレクション金賞」受賞・東北初 福島市の水道水ペットボトル「ふくしまの水」が国際的な食品品評会「モンドセレクション」の「ビール…

「秋の遠音」、いよいよここからスタートです。

4月20日月曜日関東地方は一日中、風と雨で外歩きには辛い一日でした。 茅ヶ崎に行って参りました。茅ヶ崎駅に降り立ったのは初めてのことでした。 目的は、下手渡藩・三池藩主、立花種恭(たねゆき)公のご子孫にお目にかかるためです。 御当主と弟様も御一緒…

「風浪の果てに」思うこと

4月の9日国立能楽堂能楽堂に行ってきました。藤田六郎兵衛(笛方藤田流十一世宗家)さんが主宰する「萬歳楽座」鑑賞のためです。 数年前私が名古屋で講演した時に、藤田さんと名刺を交換させて頂きました。そのご縁だと思っております。 開演に先立ち、主宰者…

四月・清明

四月、清明。櫻名残の冷たい雨が一日降っていました。暖房器具を再び出してきた花冷えの一日でした。 掲載した写真は、我が住処の近くなのですが、ここから眺める遠くの新宿高層ビルと、直ぐ近くの櫻の花々が見事に調和し、私の花見ベストロケーションです。…

「夏の熾火」「春のみなも」「冬の櫻」「秋の遠音」

現在様々な資料の山に囲まれて、ハイテンションで机に向かっています。 どんなことをやっているのかという、裏話をご紹介致しましょう。 まず、今年8月に出版予定の ●「夏の熾火」は最後の章に取りかかっています。5章、6章と加筆し、第1章から全て赤字を…

春吉省吾「春」のスナップ1

皆さん御元気ですか 日に日に春らしくなってまいりました。 私事ですが、ようやく風邪も治って、胸の不快感も収まりました。アレルギーで、ここ6年ぐらいは毎朝晩内服薬と添加剤無しの目薬、点鼻薬と手放せません。 花粉の季節ですが、私の場合は一年中「花粉…

春吉省吾「夏の熾火」執筆全開

三月になりました。 今日3月6日は「啓蟄」(けいちつ)です。 「啓蟄や皮膚敏感に嚏(くさみ)する」 (阿部 みどり女・1886年10月26日-1980年9月10日) 私のアレルギー症状は、ここ6年来、季節毎に起こる花粉症などの類いのものではなく、一年中常にまとわりつい…

雨水・春はもうそこまで・風邪引き省吾

福島市の中心部我が家の前の除染活動 岩手ナンバーの除染車 道路の側溝の除染 摺上川の渓流 国道399線はここより通行止め 私一人をお出迎え 摺上川ダムは福島の水源 粉雪降るダム周辺・この季節こんな所へは誰も行かないね。 岩瀬書店さんの福島駅前店、拙著…

今年度の春吉省吾「新刊予告」のDMの一部分をお知らせ致します。 お世話になった方々へお送りした、DM葉書の記事の4分の1です。 これは私の予定のほんの一部ですが、以下はかなりハードなスケジュールです。●「夏の熾火」(上・下) 〈平成27年7月上梓予定〉 …

「翁」の不思議

今、長編時代小説「風浪の果てに」という物語を書いていますが、その中で主人公が舞囃子の小太鼓を打つ場面が出で来ます。能について色々調べ、本も数冊読みました。以下は物語に関係ないのですが、面白いことに気付きました。新年や舞台開きなど祝賀の機会…